猫を好きになったワケ🐈‍⬛

 

こんばんは🌙Reikoです🦉

 

ズバリ、いいます。

私は『猫派』です。

(犬派の皆さんへ、誤解なきよう申し上げますと、猫ほどではないものの、犬も最近は可愛いと感じます。昔は吠えられたり、噛みつかれたりされて苦手意識がありましたが。。)

 

実家に猫ちゃんがいることもあり、私は猫派を名乗っていますが、猫のことをよく知らない小学生頃は猫のことを怖いと思っていました。目つきこわいし、なんかツンツンしていると…

 

でもいざ飼ってみると、寝っ転がってお腹を見せて甘えてみたり、ゴロゴロと喉をならして毛布をふみふみしたり、猫好きならお分かりになるかと思いますが、この仕草がたまらず、すぐに猫好きになりました。

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出会いは中学2年の夏。ある日、学校から家に帰って玄関のドアを開けると、子猫が1匹向こうのほうから歩いてきて、一瞬何が起こっているのか理解できず、とても驚いたのを覚えています。

スーパーに買い物に行った母が、入り口付近に捨てられていた子猫を見て、すぐに引き取り手が見つからなかったため、自分で連れて帰ってきたそうです。

 

それまで、動物を飼ったことのない私にとっては、突然家に家族が増えたのが不思議でもあり、同時にワクワクでもありました。

 

拾ってきたその子は物凄い運動神経のよいオス猫くんで、助走なしで天井近くまで飛び跳ねるくらい元気で運動神経の良い子でした。

一方で、とっても人懐っこく、新聞配達のおじさんにまでスリスリと愛嬌振り撒く人気者でした。

 

私達家族にとって、猫との共同生活は始め分からないことも多かったです。

早めに去勢しなければいけないことや、猫草のことや、爪切りのコツなど…

少しずつお世話の仕方を覚えていき、元気に遊ぶ姿を見て、どんどん猫の魅力にハマっていきました。

 

そんなある日、突如別れの時が訪れます。

 

家族で箱根を旅行中、私たちは父の友人の別荘に泊まっていました。

2日目、家族が起きる前の早朝、母が何を思ったのか、リードを付けずに猫ちゃんと庭で散歩をしはじてたした。

リードばかりでは可哀想と思ったのか、近くだからとそこまで気にしていなかったのか、…その時でした。

途中から起きてきた、当時幼かった弟が母を追いかけて後ろから走ってため、猫ちゃんは驚いて走り出しました。

このままだと逃げてしまう!と思った弟が慌てて追いかけ、猫ちゃんを捕まえたものの、普段人に対して危害を加えることがなかったのにも関わらず、興奮した猫ちゃんに顔を思いきりひっかかれてしまい、その弟の大きな泣き声で父と私は目覚めました。

 

起きた瞬間は何が起こったのかは分かりませんでしたが、何だか嫌な予感はしていて、後から事情を聞きました。弟の顔には見たことのない深い傷があり、泣き叫びながら父にシャワーで傷口を流してもらっていました。

(普段から喧嘩ばかりでしたが、その時ばかりは弟に同情しました。)

 

猫ちゃんはそれっきり出てこず、その後の旅行の予定は全て猫ちゃん捜索に切り替わりました。箱根の山奥は広く、隠れる場所も沢山あるため、1日中探しても見つからず、泣く泣く諦めて帰宅しました。

 

その後も、私と弟が学校へ行っている間、両親は箱根に再度探しにいっていましたが、結局見つけることはできず、途中で捜索を打ち切りました。元気に過ごしていることを祈るしかありませんでした。

 

その場に立ち会うこともできず、お別れも言えなかった私は、当時母に対する憤りを押さえることが出来ませんでしたが、親としてはただ悪気はなく、また傷だらけの弟を放ってはおけなかったのかと、大人になった今では思います。

 

しばらくしてから、新たに保護猫ちゃんを家に迎え入れた後、その失敗から色々なものを学びました。おかげさまで1度も病気をせず、もう15歳近くなります。

 

実家を出てからは、なかなか会う機会はありませんが、今でも野良猫と仲良くなるくらい猫は大好きです♡

 

猫が怖い、という方もたまにいらっしゃるかもしれません。弟の話を聞いたらなおさら。でもそれは、猫ちゃんとの関係をつくる前だから、なのではないでしょうか。

 

犬ちゃんの場合、飼い主には最初からオープンなので、こちらから努力しなくても良い関係を作りやすいかもしれません。

猫の場合、性格はバラバラ。最初から心を開いてくれないこともあります。そんな時は、自ら信頼関係を構築する。そうすると、猫ちゃんの色んな顔を見ることができ、気がつくと魅了されているかもしれませんよ✨