【多事業】経営、渡邊芳樹さんとビジネスオーナーのあり方

 

こんばんは(^^) Reikoです✨


最近、自分の仕事を通じて感じるのは、M&A(企業の合併・買収)の多さです。


日経新聞によると、最近は景気の影響もあり、M&Aの件数としては前年よりも減少傾向にあるものの、取引額としては増えていて、大型案件が増えてきていることが背景にあるようです。


一昔前は、M&Aというと「乗っ取り」だとか、上場会社については同意なき買収(「敵対的TOB(株式公開買付 - Takeover bid) 」)など、あまり良いイメージを抱く人は少なかったかと思いますが、最近ではごく一般的な会社存続の手段として取り入れられています。


TOBが「敵対的買収」という名称から「同意なき買収」へと名称が変更されたことも、その傾向の一つだと言えるでしょう。


中小企業やベンチャー企業においても、後継者不足や、経営不振のためM&Aを通じて大手企業へのM&Aを検討する企業が増えており、ビジネスを継続することの難しさを肌で感じています。


ベンチャー企業の生存率は、かなりシビアです。


『少し古いデータですが、2016年版の中小企業白書によると、創業から10年経過後の中小企業の生存率は72%と、約3割の企業が退出しています。

一方で、中小企業とは異なり新たなビジネスモデルを創出するベンチャー企業の企業生存率は中小企業に比べてさらに厳しく、日経ビジネスWeb版によると10年後には6.3%ともいわれています。

このように、企業のビジネスモデルによっても異なりますが、創業から10年後には、少なくとも3割の企業が廃業にいたっているのが実情です。』

(出典:企業生存率とは?企業が10年生き残る確率や生存率を高めるポイント|M&Aキャピタルパートナーズ)

f:id:reiko1126:20240117002933j:image
そんな中、小売など、多事業展開されているビジネスオーナーの渡邊芳樹さんは今年でご自身の会社の3期目を迎えます。


山梨県ご出身で、大手電力会社に勤められていたところから、ダブルワークで脱サラをされた実力者です。


これだけの厳しい生存率の中、3期目を迎える企業には、銀行からの融資なども受けやすくなるなど、優遇されることもあるそうです。それだけ、社会的な存在意義が認められているということだと分かります。


多事業と一言にいっても、いずれも衣・食・住に通ずるビジネスを戦略的に展開されていて、特に渡邊さんが展開されている小売店は、SDGsに特化した商品を取り扱っているそうです。生産する側にとっても、消費する側にとってもWin-win なビジネスで、時代や環境の変化に関わらず、需要があるのが伺えます。


「必ず成功するビジネスなんて存在しない。」流行り廃りや、一発逆転を狙わずに、基本に忠実にビジネスを継続されている渡邊さんだからこそ、こうした実績を作られているんだと思います。


「楽して儲けるは存在しない。」

渡邊さんが口癖のように仰る背景には、ご自身のビジネスへの確信が伺えます。


言葉だけでなく、有言実行、背中で語る。

私も、そんなかっこいい生き方を私もしてみたいなと思います。