こんにちは✨Reikoです🐠
『禾乃登(こくものすなわちのぼる)』
いきなり何だ？と思われたかもしれませんが、「穀物が実る時期」という意味の、季節を表す言葉です。七十二候を調べるようになってから、心なしか季節の変わり目に少しだけ気がつくようになりました。
この時期は新米の収穫が始まる頃。新米というのは、その名の通り刈り取ったばかりのお米のことですが、新米の表示が許されるのは収穫された年の12月31日までなので、新米を購入できる時期は限られているのです。(私の家の冷蔵庫には、まだ昨年の「新米」が残っていますが。)
(参考:
新米と言える時期はいつからいつまで？新米が実際にお店に出回るのはいつ？ | ごはん彩々（全米販）)
ここで、今ホットな時事ネタを一つ。
8月24日(木)、福島第一原発の処理水海洋放出をうけて、中国が日本産水産物全ての禁輸に踏み切りましたね。
初めてこのニュースを聞いたときは、漁業関係者が受けるダメージとともに、海への影響は大丈夫なのか正直心配になりました。
調べたところ、第三者機関による検査の結果、処理水に含まれる放射性物質の量は人体に影響のない範囲であることが確認されています。
また、中国が今回の禁輸に踏み切った理由の一つとして、水産物に含まれる放射性物質量に触れていますが、日本は国際基準よりもさらに厳格な基準を設けていて、科学的な根拠が薄いことから、今回の中国の牽制には別の意図があるとも言われています。
ネットの情報には限界はありますが、メディアの情報だけでなく、ある程度自分で調べるというのも必要ですよね。
そんな中国の日本料理店では、日本の水産物の提供ができず、産地の切替などに追われているようです。
香港では駆け込み需要で、日本の水産物の消費が禁止となる直前に、一部のお店では日本食の消費が増えるなど、日本食のニーズ強いことがよくわかります。
海を守る
水産物と言うのは、言わずもがな、漁業による漁獲が全てではありません。本鮪、鯛や鰤など、一部の水産物の養殖量は年々増えています。
養殖聞くと人工的なイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、一口に養殖といっても色んな形があります。
天然の稚魚を捕まえてきて、海の中の生け簀で育てることもあれば、人工種苗(稚魚)の生産から成魚の養殖まで行う完全養殖もあり、乱獲などによって生態系に影響のある天然漁獲よりも、水産資源の持続性の観点から養殖は世界的に推奨されています。
ただ、そんな漁業も養殖も、自然からの恵みを受けています。
以前も取り上げた「プラスティックオーシャン」と言う映画でも題材となっていましたが、海に捨てられたゴミに含まれるマイクロプラスチックは分解されず細かいチリとなり、そしてそれを食べたプランクトンを魚が食べ、いずれ私達の体に戻ってきます。
とても小さく、肉眼では確認が難しいため害があるように見えないのが難しく、恐ろしいところ。マイクロプラスチックは、海中で分解されず残り続けるため、それを取り込んだことで長年の蓄積による体調不良が起きても原因が特定できないことがほとんどです。
普段は意識しませんが、数年前に日本海側に旅行に行った時、対岸の大陸から流れ着いたゴミが沢山漂流しているのを見て、海を綺麗にする大切がよくわかりました。
「シーグラス」って何？
ところで皆さんは、シーグラスというのをご存知でしょうか？
シーグラスとは、いわゆる「海のゴミ」のこと。マイクロプラスチックと同じく、人によって捨てられたゴミによる副産物です。
ビーチグラスとも呼ばれていて海岸や湖の湖畔などで見つかるガラス片を指しますが、自然に削れたガラスは半透明で意外に綺麗なのです。
(参考: 天然の「シーグラス」と人工の「クラフトグラス」)
海のゴミを再利用？SDGsな商品
最近私が買ったのは、そんな海のゴミであるシーグラスを使ったイヤリングです。
人工的に作られるクラフトガラスとよく似ていますが、少し曇ったグラス片でとても綺麗です。
グラスによって、青色や茶色、緑色など様々です🫙
私の友人で、このブログにも度々登場する経営者の渡邊芳樹さんは、そんな地球環境にも人にも、そして女性にも優しいSDGsな商品を揃えているセレクトショップを運営されています✨
やっぱり渡邊さんご自身が、日中からパーソナルトレーナー付きのジムに通われて身体を鍛えられているだけでなく、オシャレにも気を遣われているので、目の付け所流石だなと思います。渡邊さんからお話を聞くまで、シーグラスなんて知りませんでしたから(笑)
海に行った時は、天然のシーグラス探してみようかな？✨
環境にも女性にもwin- winなアイテムを知ってして、オシャレにもこだわりのある渡邊さん。私もいろんな情報に目を向けて、知見広げていこうと思います🍀
