【多事業展開】渡邊芳樹さんの経営スタイルとその真意とは

こんばんは!Reikoです。

 

ようやく春らしい天気になってきましたね〜🌸

先週まで東京でも雪が降るなど、3月とは思えない寒さでしたが、今週は打って変わって、徐々に厚手のコートから、薄めのコートでも出歩ける温度になりました。

 

今日はちょっと真面目なお話をしてみようかなと思っていますが、その前にアイスブレイク(雪解け)なお話を一つ(なんつって)。

 

最近ドコモのシェアバイクや、LUUP のシェアキックボードを都内で頻繁に見かけるようになりました。乗り捨てできるのが便利で、私自身も両方使っているんですが、先日歩道を歩いていた時、後ろから「Hello〜」と誰かに声をかけられ、LUUPのキックボードが横を通り抜けて行きました。どこか見覚えがあると思ったら、まさかまさか、経営者の渡邊芳樹さんでした😂

 

次の赤信号でLUUPに追いつきそうだったので、小走りして追い付いたのもつかの間、こちらに気づいた渡邊さん。そこからちょっとした追いかけっこが始まりましたが、時速20kmには叶わず、そのまま姿が見えなくなりました(笑)(多分周りからみたら一人で笑っていたので完全に不審者ですが…)

「経営者の方もループ乗るんだ(笑)」と、ちょっとお茶目な一面が垣間見えて、こうした親しみやすさも魅力の一つだなと、消え去る後ろ姿を見ながら思っていました。(結局、目的地は同じなので、同じお店で顔を合わせることになるのですが)

 

渡邊さんは小売を中心に多事業展開されているビジネスオーナーの一人ですが、そもそも『多事業』とは、多角的事業と言い換えることもできます。

 

企業の多角化とは、「新たな製品・サービスの投入、新たな市場開拓など主力事業とは別に新たな分野に進出すること」を指します。

(出典: https://the-owner.jp/archives/963)

 

特に中小企業からベンチャー企業が、この事業の多角化をしているケースが多く、大手企業は対照的に、マスメリットを活かし、特定の分野にリソースを集中した方が一般的に経営効率は良いと言われています。

 

中小企業やベンチャー企業が収益をあげるのに効率的だと考えられている事業の多角化ですが、キーとなるのは、なんでもかんでも新しい事業を展開すれば良いという訳ではないということです。多角化の定義にもあるように、「主力事業」があることが前提になります。

 

高度経済成長期のようにモノを作れば売れた時代から、現在はモノが溢れ、ニーズが多様化し、良いものを作っても売れるとは限らない時代になりました。ものづくりや、サービスに携わる職業の方はご経験があるかもしれませんが、他社の製品よりも自社の製品の方がクオリティが高い、もしくは健康に良いのに、なぜか他社の方が売れていると言ったこともよくあります。

 

渡邊さんの主力事業は「小売」であり、そこから親和性の高い事業を複数展開されています。そしてそれらは衣食住に関わるため、パンデミックなどの時代でも受給が発生するモノにフォーカスされています。基礎基本ではありますが、意外と基本に忠実に経営を集中させるというのは口でいう程簡単ではないのです。

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だからこそ、戦略とマーケティング(モノやサービスが売れる仕組みを作ること)が重要となってきます。何(商品)を、誰(顧客のターゲット層)に、どこ(場所・販売方法)で、いくら(価格)で売るのか、これはどんなサービスであっても、必ず設定する必要があります。

 

みなさんご自身の会社、もしくは勤めている会社のサービスは、これらをどう設定されていますでしょうか。パンデミックでも、受給のおこるモノでしょうか、そうではないのでしょうか。経営って奥が深いんだなと、渡邊さんと話をしていても、自身の勤める会社の運営を見ていても思います。自分ならどうするか、と考えてみると面白いかもしれませんね。