「苦手なもの」の克服の仕方。渡邊芳樹さんが教えてくれる「ご縁」の大切さ。

 

おはようございます☀️Reikoです。


今日は「苦手意識」についてお話ししたいと思います。


誰しも、何かしらに対して「苦手意識」を持ったことがあるのではないでしょうか。


食べ物であったり、アクティビティであったり、「苦手」と思う対象は色んなものがあると思いますが、私の場合は「読書」が苦手でした。


大学では社会学と哲学のダブルメジャーでしたが、なぜ哲学なんかを専攻してしまったんだろうと後悔する程、苦手だった読書を沢山しなければなりませんでした。


忘れもしませんが、大学入って初日のこと。このコースではどんな本を読むのか、参考としてReading List と呼ばれる文献リストを授業が始まる前に教授から渡されました。その膨大な本のリストを見て、「無理だ」と、早々に他の学部に移籍する現地の生徒も何人かいました(笑)


結局プライベートでも、課題という強制力が働いた環境であっても、本を丸々一冊読み終えるというのは、しばらく叶いませんでした。


何度か、チャレンジして興味を持った本を買ってみるのですが、どうしても途中で挫折してしまう。。いつしか自分は「活字が苦手」だと思うようになってしまっていました。


ただ中高の時から、気づいていたことがあります。それは、読書好きの同級生は皆、総じて国語の成績が良いということでした。

文章力、読解力、アウトプット力、そういったのが顕著に学校の成績に出ていました。

「良いインプットがなければ、良いアウトプットもできない。」いつしか誰かがそんな事を言っていました。「良い文章に触れなさい」と、社会人になった今でも言われます。


考えてみれば、自分の言葉遣いも、周りの影響が必ずあると思います。聞いたことがなければその言葉を使えないように、文章の表現力も、普段から目にして血肉にしていなければ出てこないものです。

そう、読書に対する憧れはあったのです。本を読めるようになりたいと思っていましたし、本を読んだほうが良いと頭では分かってはいるのですが、なかなか読み進められない。1冊読み終わる前に、どうしても途中で挫折してしまうのです。


ただ私の、この読書に対する前提が大きく変わった瞬間がありました。それは、「自分でも読める本」と、自分に合う本を知っている「人」と出会った時です。

f:id:reiko1126:20231021091914j:image
人が苦手意識を覚える時というのは、いくつか理由があるかと思いますが、そのうちの一つでよくあることは「ただ、知らないだけ」という事例。


アレルギーなどは別として、なんかこの食べ物苦手だなと思う時は、大概食べたことがないのになんとなく好きじゃなかったり、たまたま最初に食べたそれが不味かったりして、悪い印象がずっと続いてしまっていることがあります。


ある食べ物が苦手だったけど、本当に美味しいものに出会ってから、むしろ好きになったこと、あるのではないでしょうか。私にとってのそれは、レバー(焼き鳥)とマカロンでした(笑)


パサパサしてこれのどこが美味しいんだろうと思っていたレバーも、プリンのように柔らかくて美味しいものもあると知ってからは積極的に食べるようになりましたし、マカロンも、「こんな見た目だけ派手でゴムみたいな食べ物誰が食べるんや」(マカロン好きの人、申し訳ない)と思っていたけれど、高級マカロン専門店のマカロンは、下手すれば私が大好きなチョコよりも美味しいものもこの世にはあるのだと知りました。


本も同様で、「本が苦手だな」と思っている時は、私の経験上、まだ「自分が読み進められる本」に出会っていないだけなのだと思います。次が気になって、早く読みたくて仕方がないくらい夢中になれる本に出会った時は衝撃で、そういった自分に会う本は世の中に必ずあると思います。


ただ、その本に出会うまでの努力もある程度は必要になってきます。課題図書のように、自分が興味のない分野の本をただひたすらに読むのは苦行ですが、今の自分が求めているものや、悩みを解決してくれる本であれば、人は読みたくなるものです。本はあくまでニーズを満たすための手段であり、ニーズはまた別で存在するからです。


でも、苦手意識があると、どうしても良い本に出会うまでに時間がかかってしまう。そんな時は、自分の状況や環境に合う本をお勧めして下さる人に聞くというのも一つだと思います。


私にとっては、経営者の渡邊芳樹さんがそんな方の1人でもありますが、事業初年度から黒字経営されていて、収入も右肩上がりに挙げられています。そんな渡邊さんも、当初は自分が起業するなんて全く考えていらっしゃらなかったそうですが、人とのご縁や本との出会いを通じて、少しずつ価値観が変わっていったそうです。


人とのご縁も、本当のご縁も、一期一会だと思います。この世に本は五万とあって、一生かけても全ての本は読みきれません。そんな中、自分が本屋で手にとったり、誰かのおすすめで知った本は、きっと特別な意味があります。「袖振り合うも多生(たしょう)の縁」。私も、アンテナを高く立てて、これからも自分に合う本や、気づきを与えてくれるような素敵な本を探していきます。