近所に「コメダ珈琲」が出来ました☕️店舗数全国3位の秘密とは。

 

こんばんは🌙Reikoです♪

近所にコメダ珈琲がオープンしたので、そこで勉強やら、最近出来ていなかった読書をしようと思いやってみました。

コメダ珈琲のルーツは、みなさんご存知ですか?

f:id:reiko1126:20220923190410j:imageコメダ珈琲は1968年に創業した、名古屋発祥の喫茶チェーンです。

株式会社コメダ、及び親会社である株式会社コメダホールディングスの運営のもと、全国に950店舗を展開(22年5月末時点)してします。

 

他の系列と何が違うの?

コメダ珈琲は名古屋が発祥」というのは、以前名古屋を訪れた際、初めて知りましたが、他の喫茶チェーンと何が違うのでしょうか。本家ホームページで、こだわりのポイントを探ってみました。

(参考:グループ事業の概要 | 会社情報 | 株式会社コメダホールディングス)

 

まず、気づいたのは、店内の雰囲気作りと居心地の良さ。

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誰もがくつろげる「街のリビングルーム」でありたいと、店内は様々な工夫がされています。レンガや木を基調とした内装や、触り心地の良いソファー、そして目に優しいウッドテーブルは確かに温かみを感じます。天井の高さにもこだわりがあるようで、開放感を出すために高くしているそうです。

 

FC運営とのことで、店舗によって多少の差はあるかもしれませんが、まず店内に入って「いいな♪」と思ったのは「お好きなお席へどうぞ。」と自身で席が選べたこと。

 

勉強したい方はカウンター席を選べますし、ゆっくりしたい時や、複数人で訪れた時はテーブル席が選べます。一見普通なことのように聞こえますが、意外にこれが出来ない時がたまにあります。混雑時は別として、お店の都合で特定の席に座らせたい。というのではなく、お客の立場になっているのが分かります。

 

また、珈琲豆にもこだわりがあるそうで、先日焙煎の時間によって味が変わることについて触れましたが、独自の焙煎とダブルフィルター方式という抽出方法により、深みを出しているのです。

 

そして最後に、フルサービスの提供。

飲食業界は人手不足が深刻ですが、コメダ珈琲は現状、お客が入店してから退店するまで、敢えてフルサービスを提供しています。席の案内から、お冷、食事の提供、会計まで全ての工程に接客が絡みます。

 

一見、非合理的なお店の作りや、人件費のかかりそうなサービス内容ですが、スタバ(1,685店舗)、ドトール(1,079店舗)に次いで全国3位の店舗数を誇ります。

 

セブン&アイホールディングスの元会長兼最高責任者である鈴木敏文氏は、「プロダクトアウトの概念に囚われず、常に消費者の目線であれ。」というメッセージを発していましたが、同じ考えが、コメダ珈琲の店舗数と店づくりに現れているような気がします。

レジを自動化したり、席数を増やせば利益は増えるように思えますが、この「ムダ」こそが、重要であると鈴木氏は言います。ビジネスの本質というのは、やはり人、消費者の心をいかに掴むかということに結局は行き着くのかもしれません。