日本の薬事情💊

こんばんは!Reikoです♪

 

海外に出ると、自分の常識を

覆される瞬間が多々あります。

そのうちの一つが、

薬に対する意識の違いです。

 

日本だと、薬学部の学生でない限り

保健体育の時間等で薬の成分について

学ぶ機会がほとんど無い印象があります。

 

私自身、幼少期に海外に居たわけでは

ありません。ですが、ヨーロッパでは

殆どの人がそれなりの知識を

小さい頃から持っていてます。

 

単にドラッグといっても、例えば

日本だと、ドラッグ=危険!違法!

くらいのイメージしかない場合でも、

ヨーロッパでは、学生でも

コカインは依存性が高く危険だが、

マリファナ(大麻)は比較的危険度が低いなど、

一般常識として持っていることが多いです。

 

そして、今回触れたいのは

女性特有の周期に関する薬、

低用量ピルについてです。

 

低用量ピルとは、

・黄体ホルモン(プロゲステロン

・卵胞ホルモン(エストロゲン

という、2つの女性ホルモンを

合わせた錠剤です。

 

この二つのホルモンは、

元々女性ホルモンとして存在しています。

その量を調整し一定に保つことによって

月経痛の改善や月経不順の改善にも

つながるため、

月経困難症やPMS(月経前症候群)に

効くとされています。

 

副作用としては、血栓症のリスク上昇や、

吐き気・頭痛・目眩の症状が出る方も

いるそうなので、多くの方は特に問題なく

服用できるそうですが、

副作用が出る方も一部いるといわれています。

 

基本的に、日本では1シート28錠(1ヶ月分)

3,000〜3,500円(保険適用)が相場です。

 

内服率

国連のデータによると、フランスでは33.1%、英国では26.1%の女性が低用量ピルを

服用しているのに対し、

日本では2.9%と、圧倒的に少ないです。

 

私もお医者さんに服用を

勧められたことがありましたが、

日本はまだまだ薬において後進国だと

おっしゃっていました。

 

その時は私も知識が無かった為、

日本の薬学に詳しい友人や、

アイルランドの友人にも聞いてみたところ

2人とも服用後、月経痛などの症状が

かなり改善されたということでした。

 

せっかくいいものがあるならば、

正確な情報を流す。また、情報を

仕入れていくというのは大切です。

服用のメリット・副作用のリスク

の両方を理解した上で、選択肢が

増える社会になればいいなと願います🤲

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