良く、焼き魚定食などで定番の「ほっけ」
こんな感じの、すでに開かれた後の干物しか見たことがありませんでした。
実際はどんな見た目の魚なのか、きちんと見たことがありませんでしたが、炉端焼きのお店で、その全容を見ることが出来ました。
じゃん!こちらがほっけ。
川魚のような見た目をしていました。
基本的には北海道、東北、北陸等の寒い地域の日本海側で、産卵期以外は水深100m前後に生息しているお魚だそう。一般的には秋から冬にかけて旬とされています。
ホッケは主に2種類で、マホッケと、縞模様があるシマホッケ。この写真のホッケは…多分ですが、マホッケ(な気がします。)
マホッケが比較的淡白で、ほくほくとしているのに対して、シマホッケは脂が乗っていてジューシーなのが特徴。
身がしっかりしていて骨が外しやすいので、私のように魚の小骨が苦手。という方でも簡単に食べられます。
開いた干物のイメージが強いのは、鮮度が落ちるのが早く、干物にすれば長持ちするため。と言われています。
ほっけと聞くと、「法華」を連想しますが、法華経を説いたお坊さんがほっけを広めたという説や、幼魚は青緑色で美しく、花のようにみえることから、「北方の花」→「ホクカ」→「𩸽(ほっけ)」となったという説があります。
色々知らなかったホッケ。
今が旬なので、ぜひ定食屋にいったら観察してみてください♪