スポーツマンシップ溢れる渡邊芳樹さんの人生観

最近、野球が熱いですねー!⚾️

ヤクルトの村上選手が王貞治さんの記録を抜き、日本人選手では最多の56本塁打(ホームラン)を記録しました。

また、先日プロ野球パ・リーグ(パシフィック・リーグ)最終戦では、オリックスが2年連続の優勝を果たしました。


実はそのオリックス優勝が決定した10月2日(日)、ソフトバンク対ロッテの試合をZOZOマリンスタジアムで見ておりました!

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個人的には首位だったソフトバンクの優勝の胴上げが見られることを薄々期待していたのですが、同じことを思っていた人も会場には多かったのではないでしょうか。


前日(10月1日(土))の試合に敗れたソフトバンク。「今夜の試合で勝たなければ優勝なし」という状況の中、対戦相手であるロッテは本大会では5位。多くの方が、ソフトバンクの優勝を予想していたでしょう。


ソフトバンクがいきなりのホームランで先制点を取り、2-0でやはりソフトバンクが勝ち越すのかと思いきや、なんと6回裏でロッテが3点を取り逆転したのです。7回裏でも更に2点を決め、2-5で迎えた8回表ではソフトバンクが2アウト満塁。ソフトバンクにとって、起死回生のチャンスでハラハラする瞬間でしたが、ロッテはその回を1失点に抑えて、勝利を納めました。


ロッテ側に座っていたおじさまが、「こういう時は空気読んで(ソフトバンクに)勝たせてやるんだよ。」とボヤいていらっしゃいましたが、確かにどこのチームであれ、リーグ優勝の瞬間を生で見てみたいという気持ちはありました。


会場では、画面に楽天オリックスの試合速報が流れていました。楽天が当初先制していたものの、オリックスが逆転。向こうでも、盛り上がりが目に浮かぶようでした。


今回の試合で印象的だったのは、投手交代直後、悔しくも点を取られてしまったソフトバンクの泉選手の表情でした。

画面越しでもその悲痛が伝わってくる程でした。


でもそんな時、他の選手たちがすぐ駆け寄ってきて、会話は聞き取れませんでしたが、鼓舞する様子が分かりました。


つい最近まで、パ・リーグセ・リーグの違いが分からない程でしたが(今も全球団は言えない)、スポーツを通じて垣間見えるドラマやスポーツマンシップは本当に人を魅了させます。

 

スポーツマンシップといえば、皆さんは誰を思い浮かべますか?
ここ最近、私がスポーツマンシップを身近で感じたのは渡邊芳樹さんでしょうか。


渡邊さん自身も、友人の誘いがきっかけで学生時代野球に打ち込まれ、アイスホッケーもされていたことがあるとおっしゃっていました。


経営者として、きっと優しい言葉ばかりかけられるわけではないでしょう。「嫌われる勇気」なんていう言葉があるくらい、時として愛情や期待から近くの人に厳しい言葉をかける時もあるかもしれません。


ですが、今回の試合で他の選手が泉選手へ見せた態度のように、また、渡邊さんの関わりの様に、相手を非難したり、見下しているのではなく、「お前ならできる」と信頼から関わって下さる人が周りにいるのであれば、それはとても幸せなことなのかもしれません。


私も未だに、人に指摘をされると、それを素直に受け入れられないことがあります。ただ、そんな時に意識していることは、その人はどんな意図で、わざわざ嫌われるかもしれないリスクを犯して指摘をしてくれているのか。ということです。


周りの愛情に気付いて、感謝できる人間になりたいなと思います。