ということで、数えきれないくらいあるんですが…(笑)
スノボーで空中回転して舌を噛んだり、
元彼が溺れて危うく天国に行きかけたり、今後一体どんな波瀾万丈が待っているのだろうと、将来が恐ろしいのですが…
そんな中、思い出の一つ。
『実家の風呂場で閉じ込められたこと』です。
実家の建物は、私と同い年でした。
リフォームなどもしていたので、内装はそこまで古い感じはないものの、風呂場の設備というのはそこまで真新しいというわけではありませんでした。
風呂場は、つまみを左右に捻って施錠できるタイプの鍵がついており、お恥ずかしいことに、ドアノブも少し緩くなっていました。
そろそろ修理しないとね、なんていいながら、特に支障がなかったので、そのままになっていました。
ある日、家族が出掛けている時、お風呂に入っていました。さて、そろそろ上がろうかな、と外に出ようとした時、事件が起きました。
ドアノブを捻っても、ドアが開かないのです。
通常、ドアはレバーハンドルを下げると、ラッチと呼ばれるパーツが引っ込むことで、ドアを開閉できる仕組みになっています。(この事件が起きてから知りました。)
ところが、ハンドルを下げてもラッチが下がりません。ドアノブを捻っても、出られなくなってしまったのです。
焦ってドアと格闘しているうちに、家族が帰ってきました。母も外からこじ開けようとなんとかしていましたが、びくともしません。
とうとう母が助けを呼ぼうかと言い出しました。
「いや、こんなすっぽんぽんで他人なんて入ってきたら最悪や。。」と思い、一旦冷静になった私。
何か使える道具はないかと必死に知恵を振り絞った結果、目に入ってきました。
お風呂の栓につながっているチェーン。キーホルダーのように繋がっていたこのチェーンを私は栓から取り外しました。そして、わずかなドアの隙間にこれを引っ掛けるようにして通し、引っ張る衝撃でラッチを下げようと考えました。
針の糸通しよりも難しいこの作業を何度か繰り返して、ラッチが下がった瞬間にドアを押してようやく出ることができました。
風呂に入ったはずなのに、焦りと湿気で汗だくでした💦
知恵を絞る。とは、まさにこの事。(笑)
チェーンに感謝したのは、後にも先にもこの1回だけかもしれません。