みなさん、1日のうち何回
誰かと食事を共にしていますか?
今、食事のスタイルが多様化しており、
その中でも大きく2つ、
「共食」と「孤食」という概念があります。
「共食(きょうしょく)」とは
「誰かと一緒に食事をすること」。
一方、「孤食(こしょく)」とはその対義語で
「ひとりで食事をすること」を指します。
実は、同居する家族がいる方でも
ライフスタイルの違いから
朝食や夕食を一人で食べる方
が増えています。
(参考: 農林水産省)
小中学生などの若い世代でも、
習い事や、親の仕事の都合から
共食の機会が減っており、
あまり目立ちませんが、
社会的に問題視する声もあります。
私も基本的には、
お一人様の民なんですが(笑)
実は、誰かと食事を共にするのは、
様々なメリットがあります。
そのうち、今日は3つご紹介します。
①コミュニケーションを図れる
今は黙食が推奨されていますが、
飲みニケーションという言葉があるくらい
食卓はコミュニケーションの場として
考えられて来ました。
おしゃべりをすると、脳の働きが活性化され
集中力や生産性アップにつながります。
②健康になる
①のコミュニケーションにも付随しますが
悩みなど、一人で溜め込むよりも、
人は話すことでストレス発散につながり、
より心身ともに健康になりやすいのです。
(農林水産省)
③栄養バランスが良くなる
簡易的な冷凍食品等の既製品が便利な為、
栄養バランスが疎かになりがちですが、
共食の時の方がより栄養バランスの取れた
食事を取るという統計があります。
(classA薬局)
■共食のメリット まとめ
①コミュニケーションを図れる
②精神的な健康に繋がる
③栄養バランスが良くなる
流行り病のご時世でも、
外食が無くならないのは
誰かと食事をすることに
それだけ楽しさや必要性を感じている人も
いるからではないでしょうか。
人間にとって、食事は、
栄養を摂取することだけが
その目的ではないのです。
流行り病と正しく付き合いながら、
人として必要な営みは継続できる方法を
探して行きたいですね。